宿便の解消法

体操などによる解消

 

宿便の排出を促進させるツボと体操があるので、これも併せて行うといいでしょう。

 

人間の身体には腸の働きを活発にして排便を促進するツボがあります。又、加えて体操などで腹筋を使えば、腸が刺激されて更に便意を引き出す効果が期待できます。

 

簡単にできて便秘効果のある「手のツボ」、「足のツボ」、お腹の膨満感には「お腹のツボ」を刺激しますが、これは毎朝5分あれば布団の中でもできるので、是非チャレンジしてみてください。

 

簡単にできるのが「手のツボ」です。ツボ押しは肩凝りや腰痛緩和などをイメージするかもしれませんが、東洋医学では人体に360のツボがあるとしており、他にも腸の働きを活発にして、宿便対策になるツボがあるのです。

 

具体的は合谷(ごうこく)という手の甲側にある親指と人差し指の付け根が交わるくぼみを揉むことや、支溝(しこう)という手の甲側の手首から指4本離れた二本の筋の間を反対の手で腕をつかむようにして押すこと、内関(ないかん)という手のひら側の手首のしわの部分から上へ指三本分の位置をツボ押しするなどの方法があり、慣れればどれも簡単です。

 

ツボは左右対称にあるので、左右両方とも均等に指圧するのがコツです。ゆっくり息を吐きながら3~5回程度力を加えて押せば十分です。

 

膨満感には「お腹のツボ」が効果的で、大腸癒(だいちょうゆ)、便秘点(べんぴてん)などがあります。他にもヨガや腹式呼吸も効果があるといわれています。